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今日の赤ちゃん ?携帯電話による家族支援システム?のご紹介

写真はイメージです。実際のものとは異なります。

信州大学医学部附属病院では、新生児集中治療室(NICU)に入院している赤ちゃんの様子をもっと身近に感じていただくため、携帯電話内臓のカメラで静止画や動画を撮影し、メールに添付してご家族の携帯電話に送信するシステム、「今日の赤ちゃん」を開始しております。

近年産科領域において、出生前に胎児情報を収集する技術の進歩は著しく、ハイリスク妊娠であると判断された母親をあらかじめ分娩前に中核病院へ搬送する体制が整備されてきました。
産科医、小児科医の減少が全国的な社会問題となっているなか、信州大学医学部附属病院分娩部は長野県における年間約2万件の分娩を見守ってきました。


本院には、長野県下全域からハイリスク母体管理の依頼が集中しています。1000g未満で生まれた超低体重児などは、出生後すぐに(NICU)に入院します。このような赤ちゃんが元気に育ち、退院できるようになるまでには数ヶ月を要することがしばしばあります。

NICUに入院している赤ちゃんに毎日会いたい・・・と、強く望むにもかかわらず、居住地が遠いために面会に来られる日が1週間に1度程度という家庭も少なくありません。


これまで本院では、入院中の赤ちゃんの様子をご家族に電話で伝えたり、ご両親とスタッフ間で赤ちゃんの様子や赤ちゃんへの思いをつづった交換日記をかわすなど、我が子に中々会いに来られないご家族の精神的支援に努めてまいりました。


このシステム「今日の赤ちゃん」は、我が子の容態を心配し不安を募らせているご家族に、安心していただけると同時に、自分と切り離された場所で育っていく我が子に対しての、親としての自覚の芽生えという心理的変化が促されると考えます。


昨年6月に試験運用を始めたところ、実際に利用したご家族から大変好評であり、今までに7家族からご利用いただいております。お申込については、NICUにてスタッフにお気軽にお尋ねください。
本院は、今後も、母体や児の疾患の治療のみならず、母性や父性の確立支援も含めた周産期医療体制の充実を目指してまいります。


お問合せ先
信州大学大学院 小児医学講座 樋口   khiguchi@hsp.md.shinshu-u.ac.jp

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