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長野県肝炎医療従事者等研修会を開催しました

長野県肝炎医療従事者等研修会の様子
平成21年2月6日から2月7日にかけて、それぞれ長野赤十字病院と信州大学医学部附属病院において、肝炎医療従事者を対象に長野県内肝炎医療従事者研修会を開催しました。


県内の医療関係者、市町村関係者が多く参加し、両日とも170名ほどの方にご参加頂きました。


研修会は長野赤十字病院の清澤院長の挨拶に始まり、B型肝炎やC型肝炎の病態や治療についての講演や、肝炎が進行すると発症する恐れが非常に高くなる肝癌についても診断法や治療法について本院の最前線で活躍する医師たちより講演がありました。


参加された方は、熱心にメモを取るなどして講演に聞き入っていました。


また、本院の田中教授からは、ウイルス肝炎ネットワークと病診連携についての説明を含んだ講演がありました。
このウイルス肝炎ネットワークは、長野県が中心になって拠点病院の他に専門病院、かかりつけ医から構成しようとしているものです。
拠点病院がこれを維持、発展させることになります。


ウイルス肝炎診療ネットワークは、立ち上げの段階ではこれまで県にウイルス肝炎医療費給付の申請を行ったことがある先生方で構成されますが、肝炎診療に取り組もうとする意欲のある先生であればどなたでも参加していただく予定です。


肝炎診療の専門病院の条件はB型およびC型肝炎の抗ウイルス療法が可能で肝細胞癌の早期発見ができる施設です。
具体的には、インターフェロン治療が可能で、腹部超音波検査などの画像検査で肝細胞癌のスクリーニングができる施設となります。


現在、長野県内には肝臓学会の専門医は37名しかいませんが、必ずしも専門医がいなくても上記の専門的な診療が可能であれば専門病院として登録できます。
さらに、条件を満たせば診療所でもパートの専門外来でも登録可能です。


講演会では、本院はこのネットワークの中で新しい情報を提供したり、かかりつけ医や専門医療機関の相談に応じ診療の手助けをしていく方針が示されました。


また、今後はクリニカルパスなどを作成し、医療機関の間で患者さんの紹介と治療が円滑に行えるようにしていく予定です。


今回の研修会は、地域貢献と、本院が診療拠点病院として掲げる以下の3つの理念を元に行う活動の1つとして開催いたしました。


・第一はネットワークの構築であり、かかりつけ医、専門医との協力体制を作ります。
・第二は肝疾患相談センターの設置であり、患者さん、家族、医療機関からの相談に応じています。
・第三は肝疾患の研修会を開催し啓発活動を行います。


これらの活動を通して一人でも多くの患者さんを適切な治療に結びつけることが、肝疾患診療拠点病院である信州大学医学部附属病院の使命です。
本センターは、今後もこのような研修会を開催していく予定です。


お問い合わせは肝疾患診療相談センター TEL/FAX 0263-37-2922
liver_ce@shinshu-u.ac.jp

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