トップ > ニュース&トピックス > 天野病院長より新年の挨拶を申し上げます

ニュース&トピック

天野病院長より新年の挨拶を申し上げます

_DSC12581.jpg
 新年明けましておめでとうございます。

 信大病院の近況を報告いたします。

 平成25年4月より長野県のがん診療の中心として「信州がんセンター」が活動を開始しました。次の3つの部門から構成されています。○集学的がん治療部門(外科手術、化学療法、放射線治療の整備と充実)、○がん医療サポート部門(精神科医を含む医師、看護師、MSW、臨床心理や作業療法士、薬剤師などからなる多職種連携)、○がん情報ネットワーク部門(信州メディカルネットの医療連携システムの中に治療ネットワークも組み込み、地域がん診療連携拠点病院や一般病院と連携した全県的ながん医療サポートシステムの構築)。がんセンターの目的は、高度かつ集学的な治療を提供すること、そして緩和医療のシステム化は大学病院ならではの大きな役割であると考えています。

 先進医療の面では、主に泌尿器科を中心に運用されているダ・ヴィンチ手術も、昨年11月末時点で手術件数が43となり着実に実績を残しています。加えて、胸部手術への適用も開始し、運用の拡大を試みています。また新たな先進医療機器として、PET-CTの導入が予定されています。PET-CTの稼働はあと数ヶ月後になりますが、とくにがん患者の皆様に対してより高精度な検査と診断が可能になります。

 また、昨年11月より、「総合診療科」が新たに設立されました。総合診療科の役割としては、研修医の教育・育成、県内医師不足病院への医師派遣等、「地域医療への貢献」という重要な役割を担います。長野県全体の医療へ貢献するために、総合診療科の活動が一層活発になることも祈念しています。

 一方、手術室やICUの増設、がんセンターの整備、そしてアメニティを考慮した病室の改造など、多くの課題が山積しています。最後の砦として、先進的な高度医療を提供する病院として着実に発展していきたいと考えています。

信大病院は、今後も長野県や各市町村、医師会と連携し、地域に根差して素晴らしい医療が提供できるよう積極的に取り組んでまいります。

 今年も宜しくお願い申し上げます。



信州大学医学部附属病院長  天野 直二

ニュース&トピック トップ

▲このページの先頭へ