今回は平成27年度国立研究開発法人日本医療機器開発機構「国産医療機器創出促進基盤整備事業」のプロジェクト「医療機器開発研究者発掘セミナー」として研究者から医療機器開発事例を紹介して頂きます。
基調講演は東京女子医科大学 山崎健二先生をお迎えし、「植込型補助人工心臓EVAHEARTの開発・治験・承認・市販後改良について」お話しいただきます。
「EVAHEART」は山崎先生のアイデアから20年をかけ産学官連携体制のもと、研究開発、動物実験、耐久性試験、治験などを経て、2010年、国内での製造販売承認を取得しました。
医療現場での強い思いにより、極めて難しい技術を必要とする人工心臓の製品化まで至った事例であり、今回のご講演は医療機器のみならず医薬品の開発に関わる研究者にとって、開発のヒントを考える貴重な機会と思われます。
事前申込の必要はありませんので、直接会場へお越しください。
たくさんの方のご参加をお待ちしております。
第17回臨床研究支援センター 公開セミナー
日時: 平成27年9月4日(金) 午後6時から
場所: 信州大学医学部 松医会講堂 第2臨床講堂(臨床医学棟5階)
■挨拶
信州大学医学部附属病院 病院長 本郷 一博
■講演
I.医療機器開発事例の紹介
座長:信州大学医学部附属病院 臨床研究支援センター 副センター長 松本 和彦
「iArmSの開発について」
信州大学医学部脳神経外科 講師 後藤 哲哉
「新しい人工関節の開発」
信州大学先鋭領域融合研究群 バイオメディカル研究所 所長 齋藤 直人
II.基調講演
座長:信州大学医学部附属病院 臨床研究支援センター 副センター長 五十嵐 隆
「植込型補助人工心臓EVAHEARTの開発・治験・承認・市販後改良について」
東京女子医科大学心臓血管外科 教授 山崎 健二
お問い合わせ先:
信州大学医学部附属病院 臨床研究支援センター Tel:0263-37-3389
※ ポスターはこちらからもご覧になれます。(PDF/923KB)