4/22キャンサーボードを開催いたしました
キャンサーボードとは、がん患者の病態に応じたより適切ながん医療を提供できるよう、医師や看護師、薬剤師、ソーシャルワーカーなどといった患者を取り巻く医療スタッフが一同に会して、患者の治療に関する意見交換・共有・検討を行うためのカンファレンスのことです。
がん患者の症状、状態及び治療方針等を意見交換・共有・検討・確認することで、がん全体の診療レベルを院内で向上させることや、患者の背景にある倫理的、社会的な問題を解決するため、患者支援の充実や多職種間の連携強化を目的としています。
信州大学医学部附属病院では2010年より開催しております。現在、毎月第4月曜日の18時より、がん診療に携わる14の診療科の中から逐次行われています。
《今回の症例》
「 イフォマイドが有効であったが脳症によるけいれんを起こした
若年者脂肪肉腫の1例;イフォマイドの再投与は許容されるか?」
信州がんセンター 神田 慎太郎 医師
■次回のキャンサーボードは、2024年5月27日 開催
担当は、消化器外科 の予定です。