4/24キャンサーボードを開催いたしました

キャンサーボードとは、がん患者の病態に応じたより適切ながん医療を提供できるよう、医師や看護師、薬剤師、ソーシャルワーカーなどといった患者を取り巻く医療スタッフが一同に会して、患者の治療に関する意見交換・共有・検討を行うためのカンファレンスのことです。

がん患者の症状、状態及び治療方針等を意見交換・共有・検討・確認することで、がん全体の診療レベルを院内で向上させることや、患者の背景にある倫理的、社会的な問題を解決するため、患者支援の充実や多職種間の連携強化を目的としています。

信州大学医学部附属病院では2010年より開催しております。現在、毎月第4月曜日の18時より、がん診療に携わる14の診療科の中から逐次行われています。


《今回の症例》

「脳転移をきたした終末期肺癌患者の退院支援
  ~個々が捉えた患者像から退院後に見えてきたA氏の思い~」

  呼吸器・感染症・アレルギー内科
   山中美和 医師、  宮城芳江 看護師


◆次回のキャンサーボードは 2023年5月22日 開催
 担当は、呼吸器外科の予定です。