2017.2.27 キャンサーボードを開催いたしました。

 キャンサーボードとは、がん患者の病態に応じたより適切ながん医療を提供できるよう、医師や看護師、薬剤師、ソーシャルワーカーなどといった患者を取り巻く医療スタッフが、一同に会して患者の治療に関する意見交換・共有・検討を行うためのカンファレンスのことです。

 信大病院では2010年より開催され、現在、毎月第4月曜日の18時から,がん診療に携わる15の診療科の中から逐次行われています。

       《今回の症例》

  ○皮膚科   ~枝光智大先生~

    左肘悪性黒色種の術後フォロー中に出現した

              腹部大動脈周囲のリンパ節腫脹

  ○産科婦人科   ~樋口正太郎先生~

    悪性腫瘍の治療に伴う妊孕 性温存のための精子凍結について

  ○血液内科   ~松澤周治先生~

    予後予測が困難で緩和治療介入の決断に苦慮している

                  再発難治悪性リンパ腫の1例