信州がんセンター公開講座【緩和ケアとは~私たちが目指すもの~】 5/21開催予定
平成27年5月21日(木)信州大学医学部附属病院 外来棟4階大会議室にて、一般の方・医療関係者を対象に信州がんセンター公開講座 【緩和ケアとは ―私たちがめざすもの― 】を開催します
講師は、信州がんセンター 緩和部門 特任教授 間宮敬子先生です。
現在日本人の3人に1人ががんで亡くなっています。がん患者さんは、痛み、倦怠感などのさまざまな身体的な症状や、不安、悲しみなどの精神的な苦痛を経験します。「緩和ケア」は、身体的・精神的な苦痛をやわらげるためのケアです。本講座では、緩和ケアとは何かを考え、どのようなケアを目指しているのかをお話しします。
☆☆☆ WHO(世界保健機関)の緩和ケアの定義(2002年)☆☆☆
緩和ケアとは、生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族に対して、痛みやその他の身体的問題、心理社会的問題、スピリチュアルな問題を早期に発見し、的確なアセスメントと対処(治療・処置)を行うことによって、苦しみを予防し、和らげることで、クオリティー・オブ・ライフ(QOL:生活の質)を改善するアプローチである。
緩和ケアはがんに限らず、どなたにも起こり得る問題解決の手助けになります。この機会を是非ご活用ください。