(校正)オンラインセカンドオピニオン外来のご案内
このページでは、通常のセカンドオピニオンを前提とし、オンラインセカンドオピニオン特有の手続き等を説明しています。
本ページをご覧になる前に、必ず通常のセカンドオピニオン外来のページをご参照ください。
→通常のセカンドオピニオン外来についてはこちらから
オンラインセカンドオピニオン外来とは
「オンラインセカンドオピニオン外来」では、オンライン診療システム「トリニティケアクラウド」を用いて、オンラインにてセカンドオピニオンを提供いたします。
相談の対象となる方
- 相談者である患者さんご本人に対して実施いたします。ご家族の方がご同席いただいても構いません。※スムーズに相談を行うため、ご本人を含めて3名まででお願いいたします。
- 日本国内に在住の方に限定させていただきます。
相談可能な疾患
オンラインセカンドオピニオンでは対象となる疾患を限定させていただいております。現在のところ、以下の疾患のみとさせていただきます。詳細は、各疾患のリンク先をご参照ください。
相談時間および料金
- オンラインセカンドオピニオン外来は自由診療(自費)で行われます。
- 面談時間は1件について1時間以内とさせていただきます。
- 患者さんへの説明書、「診療情報提供書」をご記入いただいた主治医へのご報告書の作成費を含め、費用は49,500円(税込)です。
- 相談は完全予約制です。お申し込みをいただいた後に、当方から相談日をご連絡いたします。
- お支払いはご相談が終了した後、請求書及び銀行振込書を郵送させていただきますので、お手元に届いてから一週間を目処にお支払いのお手続きをお願いしております。
相談までの流れ
- 【申込~ご予約】
- 専用の申込みフォームにて、オンラインセカンドオピニオンのお申し込み手続きをしてください。後日、当院担当者よりお電話にてご連絡させていただきます。
- 下記の提出に必要な書類をご準備いただき、信州大学医学部附属病院セカンドオピニオン外来宛に郵送してください。
- 生検検体の場合:未染色切片5枚
- 手術検体(子宮全摘術や円錐切除術)の場合:代表切片の未染色切片10枚
※代表切片の選択は紹介元医師の判断に一任します。病理診断上重要な部分の送付をお願いします。
※お送りいただいた未染色標本のうち、未染色・未使用の標本は返却できますが、使用した標本は返却いたしません。
※当院の病理診断医師の要望により追加の未染色標本の送付をお願いする場合があります。 - 必要書類到着後、医師と相談の上、お電話にて日程調整のご連絡をさせていただきます。
※子宮頸部多発嚢胞の場合、資料到着から2~3週間準備期間をいただいておりますので、余裕をもってお申し込みください。 - 予約が確定いたしますと、ご登録のメールアドレスに当日利用していただくオンライン診察室のURLが記載された予約完了通知と、当日ログインするためのパスワードを送付いたします。どちらも相談当日に必要な情報になりますので、なくさないよう大切に保管してください。
パスワードと一緒に、アンケートを送付いたします。ご相談終了後、アンケートの回答にご協力をお願いいたします。 - メールが届きましたら、事前に必ず「接続テスト」をしていただくようお願い致します。接続テストは、メールに記載されているURLからログインしていただき、「接続テスト」という青いボタンをクリックしていただければすぐにできます。ご自身でカメラやマイクの接続状況を確認していただくテストなので、日にちや時間に関係なくいつでもできます。接続テストができていない場合、オンライン診療に支障が出る可能性もございますので、必ずご確認をお願い致します。
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【主治医にご依頼していただくもの】
□セカンドオピニオン外来診療情報提供書
□「MRI検査画像」と「報告書」
□「病理検査(細胞診と組織診)の標本(プレパラート)」と「報告書」
組織診の標本につきましては、HE染色標本を1セットと施行した特殊染色・免疫染色標本とともに、原則として以下を参考に未染色標本も一緒に送付して下さい。
〒390-8621 長野県松本市旭3丁目1-1
信州大学医学部附属病院患者サポートセンター内 セカンドオピニオン外来受付担当
セカンドオピニオンでお送りいただく資料とともに、患者さんの子宮頸管粘液を採取してお送りいただくと、当院でHIK1083ラテックス凝集反応(https://www.kanto.co.jp/products/rinsyo/meneki/hik1083.html)を用いて胃型粘液の有無を判定することができます。ぜひ、ご検討ください。
採取および送付方法ですが、試験管付きの検体採取用綿棒に頸管内(腟内ではなく、できるだけ頸管内にある粘液を採取してください)の粘液をしみこませるように採取してください。腟内にある分泌物が多い場合には除去してから、できるだけ頸管内の粘液を採取してください。血液は混じらない方がよいです。その後、検体付き綿棒を試験管内に収納して密閉し、患者名などを記載の上、常温(胃型ムチンは常温で非常に安定しています)で郵送してください。なお、細菌培養用の培地付きのものは用いないようにお願いします。
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【患者さんにご準備いただくもの】
●オンラインセカンドオピニオンの場合
□信州大学医学部附属病院セカンドオピニオン外来 申込書兼同意書
□信州大学医学部附属病院オンラインセカンドオピニオン外来 利用規約同意書
□当日相談を受ける方の身分証明書(顔写真付き)のコピー ●対面でのセカンドオピニオンの場合
□信州大学医学部附属病院セカンドオピニオン外来 申込書兼同意書
※相談者がご本人以外の場合には相談委託同意書も必要です。ただし患者さんが未成年の場合は患者さんとの続柄を示す書類(たとえば健康保険証)で構いません。
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【郵送先】
〒390-8621 長野県松本市旭3丁目1-1
信州大学医学部附属病院患者サポートセンター内 セカンドオピニオン外来受付担当
- 【当日】
- オンラインセカンドオピニオンは、オンライン診療システム「トリニティケアクラウド」のオンライン診察室を使用します。事前にお送りしております招待メールのURLから、当日ご予約の15分前までにログインしてください。接続状況の確認と相談後の手続きをご説明いたします。
※システムトラブルによりオンライン診察室に入れない場合は、当院患者サポートセンター セカンドオピニオン外来(0263-37-3111)へご連絡ください。
- 開始の際、患者さんのご本人確認をいたしますので、提出していただいた身分証をご準備ください。
- セカンドオピニオン外来が終了いたしましたら、トリニティケアクラウドから退出してください。
- 【相談後】
- 当院より、患者さんのご自宅へ、患者さんへの説明書、請求書、振り込み用紙をご送付いたします。
- 郵送いたしました振込用紙にて、一週間を目処にお支払いをお願いいたします。
- パスワードと一緒にお送りしたアンケートにご回答いただき、ご返信にご協力ください。
- 「主治医へのご報告書(返書)」は当院より直接紹介元医療機関へ郵送いたします。
推奨環境
- 通信環境
有線LAN接続や、ルーター付近での無線LAN接続など、できるだけ安定した通信環境でご利用ください。
※通信状態が悪い場合、映像や音声が途切れ、オンライン診療に支障が出る場合があります。 - システム要件
原則として、下記のOS・ブラウザの組み合わせをご使用ください。使用するブラウザによっては動作が安定しない場合がございます。下記「オンライン診療の事前準備の手引き」をご参照いただき、必ず事前に接続テストを行ってください。
・Android、Windowsをお使いの方は"Google Chrome"をご使用ください。
「オンライン診療の事前準備の手引き」(Android・Chrome環境)
「オンライン診療の事前準備の手引き」(Windows・Chrome環境)
・iOS(Mac、iPhone等)をお使いの方は"Safari"をご使用ください。
「オンライン診療の事前準備の手引き」(iOS・Safari環境) - バージョン確認
OSとブラウザは最新バージョンをインストールしてください
※バージョンが古い場合、画質や音質に不具合が生じ、オンライン診療に支障が出る場合があります。 - デバイスの動作確認
接続テストに加えて、利用するデバイスの「カメラ映像・マイク入力・スピーカー出力」(外付けスピーカーやヘッドセット等も含む)に問題がないことを事前にご確認ください。
※動作確認を行わない場合、音量や明るさの設定不備のために、オンライン診療に支障が出る場合があります。 - 利用デバイス
スマートフォンでもご利用できますが、資料を提示する場合がありますので、パソコン・タブレットなどを推奨します。
操作マニュアル
操作マニュアルは下記リンクからダウンロードしてください。
トリニティケアクラウド オンライン診療操作マニュアル(ゲスト患者様用)
利用規約
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(概要)
- この規約は、信州大学医学部附属病院(以下、「当院」という。)のオンラインセカンドオピニオン外来相談(以下、「オンライン相談」という。)を希望する相談者(以下、「相談者」という。)が、オンライン相談を受けるにあたり、必要な事項を定めます。
- 相談者は、以下の①から④に定める事項に留意し、これに反した場合には、当院がオンライン相談を実施しない場合があることを確認します。これにより相談者が受けた不利益については、当院は一切責任を負いません。
①オンライン相談を訴訟等の目的に使用しないこと。
②医師の許可がない限り、オンライン相談の録音・録画は行わないこと。
③事前に申し込みした内容と著しく異なることについては、オンライン相談当日には相談しないこと。
④医師側が求めない限り、または指示に反して、チャット機能の利用やファイルの共有・送付を行わないこと。 - 相談者は、以下の①から④に定めるオンライン環境を整えたうえでオンライン相談を利用します。オンライン環境の不備により相談者が受けた不利益について、当院は一切責任を負いません。
①オンライン相談に使用するデバイスやネットワーク環境について、当院が推奨する環境とすること。
②相談当日に使用するデバイスのカメラやマイク、スピーカーが正常に機能しているか確認すること。
③公衆Wi-Fi等のセキュリティが不十分なネットワークは使用しないこと。
④第三者に相談内容を聞かれることのないよう、プライバシーが確保できる場所で利用すること。 - 相談者は、オンライン相談が通常の対面による相談に比べて、オンラインで行われるという性質上、相談者と当院の間でやり取りする情報に制限があることを理解したうえで、オンライン相談を利用します。
- 相談者は、オンライン相談を行う際のセキュリティ及びプライバシーのリスクを相談者側が負うべき責任があることを十分に理解したうえで、オンライン相談を利用します。
- 相談者は、オンライン相談終了後、当院の提示する方法により速やかに相談料を支払います。なお、相談者の責に帰すべき事由により、オンライン相談を受けることができなかった場合においても、相談者は原則として既定の相談料を支払うものとします。
(留意事項)
(利用環境)
(オンライン相談の限界)
(オンライン相談のリスク)
(相談料の支払い)
包括同意について
本院の包括同意につきましては、こちらをご参照ください。ご連絡先
〒390-8621 長野県松本市旭3丁目1-1
信州大学医学部附属病院患者サポートセンター内 セカンドオピニオン外来受付担当
TEL 0263-37-3111(直通)
FAX 0263-37-3371