患者さんの権利・診療情報について
患者さんの権利
- 人間としての尊厳を保ちながら、最善の医療を受けることができます。
- 適切で良質な医療を公平に受けることができます。
- 病気の状態、治療内容、治療の見通しについて、充分に納得できるまで説明と情報を受けた上で、治療方法などを自らの意思で選択できます。
- 自分の診療記録の開示を求めることができます。
- プライバシーが尊重され、個人情報は保護されます。
※「患者さんの権利」が守られていないと思われることがありましたら、1階中央受付【1ご相談】窓口でお受けいたします。
患者さんの診療情報について
本院では、取得した患者さんの貴重な個人情報を含む記録を、診療だけでなく教育研究の目的などにも利用させていただくことがありますので、ご理解とご協力をお願いいたします。詳しくは総合案内におたずねください。
診療情報の開示について
患者さんご自身が、自分の診療情報の開示を求めることができます。希望される方は【1 ご相談】窓口でお受けいたします。
医療安全相談について
本院では、診療に関するご意見・ご要望や、医師に直接は話しにくいことなどについて相談を希望される場合、医療安全相談として中央受付【1 ご相談】窓口でお受けいたします。
なお、相談されることで、患者さんやご家族が不利益を受けることはありません。
受付時間:外来診療日の8:30~17:15
NCDの手術・治療情報データベース事業参加について
本院は、一般社団法人National Clinical Database(NCD)が実施するデータベース事業に参加しています。 この事業は、日本全国の手術・治療情報を登録し、集計・分析することで医療の質の向上に役立て、患者さんに最善の医療を提供することを目指すプロジェクトです。 この法人における事業を通じて、患者さんにより適切な医療を提供するための医師の適正配置が検討できるだけでなく、本院が患者さんに最善の医療を提供するための参考となる情報を得ることができます。何卒趣旨をご理解の上、ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
- 外科は2011年1月1日以降、脳神経外科は2015年1月1日以降、形成外科は2017年1月1日以降、泌尿器科は2018年2月28日以降、当科で行われた手術と治療に関する情報、手術や治療の効果やリスクを検証するための情報(年齢や身長、体重など)を登録します。NCDに患者さんのお名前を登録することはなく、氏名とは関係のないIDを用いて登録します。IDと患者さんを結びつける対応表は本院で厳重に管理し、NCDには提供しません。
- 登録する情報は、それ自体で患者さんを容易に特定することはできないものですが、患者さんに関わる重要な情報ですので厳重に管理いたします。本院及びNCDでは登録する情報の管理にあたって、情報の取り扱いや安全管理に関する法令や取り決め(「個人情報保護法」、「疫学研究の倫理指針」、「臨床研究の倫理指針」、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」等)を遵守しています。 データの公表にあたっては、NCDが承認した情報のみが集計データとして公表されます。登録するデータがどなたのものであるか特定されることはありません。
- データを登録されたくない場合は、登録を拒否して頂くことができます。本院のスタッフにお伝えください。 また、登録されたご自身のデータの閲覧や削除を希望される場合も、本院スタッフにお知らせください。なお、登録を拒否されたり、閲覧・修正を希望されたりすることで、日常の診療等において患者さんが不利益を被ることは一切ございません。
- 本院からNCDへ登録した情報が正しいかどうかを確認するため、NCDの担当者が患者さんのカルテや診療記録を閲覧することがあります。
本院がこの調査に協力する際は、NCDの担当者と守秘義務に関する取り決めを結び、患者さんとIDの対応表や氏名など患者さんを特定する情報を院外へ持ち出したり、口外したりすることは禁じます。
1.NCDに登録する情報の内容
2.登録する情報の管理・結果の公表
3.登録の拒否や登録情報の確認
4.NCD担当者の訪問による登録データ確認への協力
本事業への参加に関してご質問がある場合は、本院スタッフにお伝えください。また、より詳細な情報は、
一般社団法人National Clinical Database(NCD)のホームページに掲載されていますので、ご覧ください。