2023年10月より、東病棟2階，3階がオープンしました。
東病棟2階のHCUは、最も重症の患者さんに対応するための集中治療室(ICU)と一般病棟の中間に位置し、手術直後で重症化のリスクが高く、呼吸や血圧などの集中管理が必要な患者さんや、ICUでの治療を終えても、一般病棟で入院生活を過ごすにはまだ看護の必要性が高い患者さんが、入室する病床になります。

本院は、県内の三次救急を担う急性期病院で、「特定機能病院」の指定を受けています。
ICUの満床状態が続いていることから、その支援病床となる機能をもつHCUの増床を計画しており、今回は心血管集中治療室（CVCU）の病床を吸収する形で計16床のHCUを設け、実質2床を増やしました。

新型コロナウイルスが再流行した際に、ウイルスの流出を防ぐ陰圧室も設置しました。新興感染症が流行したときには、HCU内の病床を部分的にゾーニングして対応できるような設計も施しています。

オープンに先駆けて、10月5日には報道関係機関に向けた内覧会を実施いたしました。

改修によって、これまでより患者さんが快方に向かいやすくなるよう、教職員一丸となって診療環境を整えてまいります。
騒音等ご迷惑をおかけしておりますが、引き続き、ご協力のほどよろしくお願いいたします。