信州大学医学部附属病院

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信州大学医学部附属病院×松本山雅FC 「小児入院患者に付き添いされる保護者の方々へのサポートプロジェクト」

お知らせ

 令和6年6月末より、信州大学医学部附属病院東7階病棟において、松本山雅FCと連携の上、「小児入院患者に付き添いされる保護者の方々へのサポートプロジェクト」を始動いたします。

 信州大学医学部附属病院東7階病棟において小児患者が入院治療を受ける際、未就学児においては常時保護者の付き添いが必要となります。
しかし、その保護者の食事は病院から提供することはできず、保護者それぞれで調達をしなければなりません。調達の選択肢は主に自宅からの差し入れか病院内のコンビニエンスストアで購入の二つとなります。そのうえ、当院入院中の小児患者は松本地域だけではなく信州全域から来られること、また病院内のコンビニエンスストアで買う場合病棟専属の保育士に子供を預けなくてはなりません。
常時5〜10人の小児患者付き添いの保護者に対して1人の保育士の配置であるため保育士が1人の子供を預かれる時間は限られてしまいます。

 以前から信州大学と松本山雅FCは2020年に締結した包括的連携協定に基づき、「ママサポ企画」と称して、妊産婦がサッカー観戦できるようにする企画やメンタルヘルス不調を抱える妊産婦や父親母親の無料相談ブースの設置などを行なって参りました。
本課題に対しても2023年から議論・調整を続け、松本山雅FCの選手達に食事を提供する「喫茶山雅」が定期的に小児患者に付き添う保護者に対して弁当を届けるプロジェクトを協働することと致しました。
弁当は松本山雅FCの選手達に提供する栄養面を考慮した食材を使用して作っております。
また弁当を届ける際は松本山雅FCの選手も同席し、写真撮影やサインなどを通じて小児患者に付き添う保護者を応援する仕組みとなっております。

6月末にまず第1回目を開催し、その後の企画内容・日程を検討して参ります。