閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)に対する「舌下神経電気刺激装置植込術」1例目を実施
信州大学医学部附属病院耳鼻咽喉科頭頸部外科では、2026年8月3日に舌下神経電気刺激療法(Inspire UASシステム)による「舌下神経電気刺激装置植込術」1例目を実施し、無事に終了いたしました。
閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)は、睡眠中に上気道が繰り返し閉塞する疾患です。経鼻的持続陽圧呼吸(CPAP)療法が標準治療とされていますが、装着に伴う不快感などから治療の継続が困難な患者さんも一定数存在します。
本治療は、顎下に埋め込んだ刺激装置により睡眠に同期して舌下神経を電気刺激し、舌の動きを制御することで上気道の閉塞を防ぐ新しい治療法です。
本手術の施行にあたっては、関係学会の定める適正使用指針を遵守し、所定のトレーニングを修了した医師のみが実施できます。国内で本治療を実施できる医療機関は現在も限られており、甲信越地方(新潟県・山梨県・長野県)では当院が唯一の実施施設です。
今後も適応となる患者さんに、本医療を提供してまいります。
プレスリリース