センター長 | 工 穣 |
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人工内耳は補聴器では効果が不十分な高度〜重度難聴に対する唯一の治療法で、長野県内では当病院のみ手術が実施できます。人工内耳の効果を最大限引き出すためには、手術だけではなく手術後の人工内耳の調整や、(リ)ハビリテーションが非常に重要です。信州大学では全国に先駆けて2006年に「人工内耳センター」を開設しました。耳鼻咽喉科医と言語聴覚士が連携して、手術後だけではなく、手術前の人工内耳に関する情報提供やきこえの詳細な評価を一貫して実施できる体制を整えています。現在は人工内耳以外にも、人工中耳(Vibrant Soundbridge)や骨導インプラント(Bonebridge)、植込型骨導補聴器(BAHA)などの他の人工聴覚器も当センターでサポートしています。